《週間予想》2020年10月19日〜23日
先週の予想振り返り
予想
日足のUpper Bandに沿いながら、週足のUpper Bandまで上がってくると予想する。320〜325で推移か。
結果
火曜日までは予想通りだったが、民主党・共和党・トランプ政権の追加景気対策案が一向に足並み揃わず、水曜日からはUpper Bandから一定の距離を保った。
テクニカル分析
短期
SMA |
アップトレンド。次に50日線までの寄り付いた時に、50日移動平均線がサポートラインになるか注目。 |
Volume | 特記無し。 |
MACD | ダウントレンド。来週も調整続きそう。 |
RSI | やや過大評価だが、通常の範囲。 |
Bollinger Band | 特記無し。 |
長期
SMA | アップトレンド |
Volume | 特記無し。 |
MACD | デッドクロス直前で食いとどまったが、危険シグナルか。3月暴落時にデッドクロスを形成したのも10付近で、今も10付近でMACD・シグナル線が拮抗している。 |
RSI | やや過大評価。 |
Bollinger Band | 特記なし。 |
Breaking News
バイデン勝利の可能性高まる
バイデン・トランプが10月15日の同時間帯にTV出演し、視聴率が支持率を比較する指標として注目されました。結果はバイデン勝利。穏健派で無難な発言多いバイデンよりも、過激な発言が目立つトランプの方が有利かと思いましたが、意外な結果でした。やはりバイデン当選が濃厚かと。
バイデン当選は株価にネガティブと考える人も多いが、民主党が上下両院を押さえると、大きな政府を目指すバイデン政権が大型景気対策を打ち出す可能性も高まり、むしろ短期的には株価を押し上げる可能性もあります。
コロナ第三波の足音...
新規感染者人数からは、明らかに第三波の始まりに見えます。個人的には死者数が抑えられていれば市場が混乱することはないと思いますが、欧州での再ロックダウンに追随してバイデン政権が再ロックダウンをすれば、株価は相当なダメージを負うでしょう。
引用: https://www.worldometers.info/coronavirus/country/us/
来週の予想
選挙まで残り2週間となり、トランプは1日でも早く景気対策を通過させて、自分の手柄としてアピールしたいところでしょう。選挙まで民主党との協議を停止すると公言してから1週間足らずですが、そんなことは無かったかのように市場では景気対策への期待が見え隠れしています。仮に景気対策合意のニュースが出れば、Upper Bandまで駆け上がる可能性があります。
一方、景気対策も行き詰まり、コロナ第2波が鮮明になってくれば、市場はリスクオフに舵を切り、50日移動平均まで戻す展開も充分あり得ます。