《週間予想》2020年11月2日〜6日
先週の予想振り返り
予想
少なくとも50日SMAまでは下がり、50SMAがサポートラインになるかレジスタンスラインに切り替わるかが注目ポイントになるか。
結果
週終値は299.82(先週比-5.6%)。50日SMAを突抜けて100日SMAも下抜けた。
テクニカル分析
短期
Indicator | Observation |
Chart Pattern | ダブルトップ形成中。ネックラインの295.57を底抜けると、テクニカルには265付近まで下落の可能性あり。ただし200日SMAが285にいるのでまずはここが防波堤になるか。 |
SMA | 50日/100日SMA両方がフラット化。すでにSMA間の幅は狭くデッドクロスを作りやすい環境。 |
Volume | 強い売り圧力。 |
MACD | デッドクロス加速中。危険。 |
RSI | 過小評価を示唆も、30を1st touchしてから2nd以降で暴落か。 |
Bollinger Band | LBが下がるのを市場が足踏みして待っているかの様に張り付いている。 |
中長期
Indicator | Observation |
Chart Pattern | Wトップ。 |
SMA | 50日/100日SMAの幅が狭まっているが、現時点ではまだ上昇トレンド。 |
Volume | 増えたがまだ通常範囲内。2018年末を思い出させる時期とボリューム。 |
MACD |
デッドクロス突入。週足では下落余地が大きく残っている為、要警戒。 |
RSI | 急激に進路を変えて下降トレンド。 |
Bollinger Band | 9月にはサポートラインになった20日線を一気に貫通した。 |
Breaking News
コロナ第三波の足音...遂に1日あたり新規感染者人数が最高記録を更新。ロックダウンになっても前回よりは緩いものになるから株価への影響も限定的だろうなんて記事もあったけど、個人的には反対。ボディーブローを散々くらったあとのレジャー産業や小売業にとっては、次のロックダウンが致命的になり得る。
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/us/
景気対策は望み薄...ムニューシンとペロシの責任擦り付け合いが続いてる。トランプ政権とペロシ下院議長は政治ゲームをしながら早期妥結を目指す姿勢は維持している(少なくとも口先では0。ただ上院議長のマコーネルが年内妥結には否定的なコメントをするなど、足並み揃わず。
GAFA好決算も弱気ガイダンスでセンチメント反転ならずGAFA各社は予想ESP・予想売上を上回る好決算を発表するも、ガイダンスが弱気もしくは発表なしで、市場センチメントはむしろ冷えた印象。
来週の予想
選挙結果別の予想シナリオは以下。個人的には1を予想。ヘッジで少しVOOも買いつつ、ラッセルETFと金ETFでも買っておくか。
1. ブルーウェーブなら超ドル安、株価一時上昇(特にStimulusの恩恵受ける中小企業)、金が上昇。
2. バイデン勝利も上院を共和党が死守すれば、ドル安、株価暴落。
3. トランプ大逆転なら、超ドル安、株価暴騰、金は下落。